東日本大震災:放射性廃棄物受け入れ反対 京都市に3170人署名提出/京都
(2011年6月29日 毎日新聞)
京都市が東日本大震災の被災地で出た廃棄物の受け入れに協力の姿勢を示していることを巡り、子どもを持つ人たちで作る市民団体が28日、廃棄物の中に放射性廃棄物が含まれている可能性があるとして、受け入れに慎重な対応を求める約3170人分の署名を市に提出した。
署名を提出したのは市民団体「放射能から子どもを守る京都・ママ・パパの会」。同会では、市が環境省からの照会に、年間5万トンの廃棄物の受け入れが可能と回答したことを受け、年間10マイクロシーベルト以上の放射線量の震災廃棄物は京都に持ち込まないことや焼却しないことを市に求める署名活動を実施。今月15~26日まで街頭やインターネット上で呼びかけたところ、全国から署名が集まった。