管理人多忙のため更新を中止しています。当サイトの内容は最新情報ではございませんのでご注意ください。

京都市は2011年5月に「震災がれき受け入れ可能」と国に回答しました。市民の意見により2011年10月に受け入れ意思を撤回したにもかかわらず、2012年3月頃政府・産業界・マスコミ一体となった広域処理推進キャンペーンにより、2012年4月に「試験焼却後受け入れ可能性あり」と再表明しました。

2012年5月29日に行われた「第1回京都市災害廃棄物広域処理に係る専門家委員会」は200名の傍聴者で会場は満席。市民の高い注目を集めるなか、環境省側が2012年7月に要請を取り下げました。

行政は「処理計画の目処が立った」という理由で、京都市での震災がれき受け入れを見送りましたが、がれき焼却に伴う健康被害リスクについては認めていません。放射性物質等の健康影響の過小評価は、食の安全や防災等の政策にも反映することです。今後も行政を注視し、申し入れを継続する必要があると考えます。


2011年6月20日月曜日

【6/10】福島から避難中のママが京都市役所に要請書提出

2011年6月10日、福島から避難中のママSさんが、「放射能汚染された災害廃棄物処理を受け入れないでください」と、京都市環境政策局に要請書を提出。Twitterやメールの呼びかけに応じて集まった京都のパパ、ママ、子どもたち総勢30名が同行しました。

Sさんは、「福島からやっとの思いで子どもたちと脱出してきたのに、この関西の地まで瓦礫の焼却で汚染されたら、もう住めるところがなくなってしまう」「焼却問題は福島いじめではない。これ以上被曝地を増やしたくない」とおっしゃいます。

蒸し暑いなか、市役所の狭いスペースに立ちっぱなしで1時間半、赤ちゃん連れの方もいて大変だったようです。課長からは「国から具体的な指示はない」と。たくさんの職員がドアの横で聞いていたとのことです。