http://sankei.jp.msn.com/region/news/120412/kyt12041202080003-n1.htm
がれき安全性問う質問状、京都市に 市民団体が提出
2012.4.12 02:08
東日本大震災で発生した震災がれきの受け入れをめぐり、市民団体の「放射能防御プロジェクト」と「子どもと未来を守る会・京都」は11日、がれきの安全性などを問う14項目の質問状を京都市に提出した。
質問状では、がれきの受け入れについて「放射性物質を拡散させ、健康障害や環境汚染を将来に引き起こすのでは」と懸念を記し、内部被曝(ひばく)の危険性も訴えている。同プロジェクトのメンバーで、1月に宮城県から避難してきた菊地敦子さん(44)は「必要な支援はがれき受け入れではなく、安全な食べ物を被災地に送ることだ」と訴えた。
市はがれきの受け入れ検討に向けた専門家委員会を今月内にも立ち上げる方針。質問状について「精査して今月中に回答したい」としている。