http://www3.nhk.or.jp/kyoto/lnews/2014334692.html
がれき受け入れで府に質問書
東日本大震災で出たがれきの受け入れをめぐって、住民らのグループが、9日、京都府庁で京都府の山田知事と面談し質問状を提出しました。
被災地のがれきの処理をめぐっては京都府内で受け入れの検討を進める市や町が出ていて、山田知事も受け入れに前向きな姿勢を示しています。
これについて、9日午後、京都府庁に府内に住む住民らおよそ10人が集まり、代表者が山田知事と面談の上、質問状を手渡しました。質問状では、環境省や関西広域連合が策定したがれきの受け入れの基準は、食べ物などからの内部被ばくを考慮していないとして、基準の策定を求めるとともに知事としての見解などを求めています。今回の面談は、3月に山田知事と細野環境大臣が京都市内でがれきの受け入れへの理解を求めるチラシを配布しようとしたところ住民の抗議で中止になったため、住民側から改めて話し合いの場を求め、実現したものです。
知事と面談した京都市に住む福島匠さん(33)は「知事も国や自治体の間で中立的な立場で考えていると感じた。今後、試験焼却などの際は府民へ公開した形で行って欲しい」と話しています。
04月09日 18時27分